それなりにがんばった。

猫の予防接種を打ってもらいに獣医さんにいくことにした。
気に入らなけりゃ体力の限界まで大暴れ、喧嘩上等いつでも買うぜ、
が信条のウチの猫(ネスタ3歳)だけど、洗濯ネットに入れると、
なぜか驚くほどおとなしくなるので組み易しだ。
早速、猫入り洗濯ネットをさらにバッグに入れて、いざ獣医さんへ。

到着すると、なんだか不穏な空気を感じ取ったのか、固まる猫。
ほんとに固まってる。借りてきた猫、というやつだ。
バッグから出そうとすると、ジタバタと抵抗せず、ただじっくりと
体重をかけて「絶対でませんから」オーラで静かに対応。
テコでも動かないつもりだな。ふーん。
でも本当にピクリとも動かない。まばたきもゆっくり。なかなかやるね。
「はよ出ろ」と引っぱりだそうとすると「ここには猫なんかいませんよ」
と、存在感を消す作戦に打って出た。
遠くをゆっくり見つめながら、呼吸も何となく少なめにし、
空気と同化しようとするネコ。な、なんだか、ホントに猫なんかいないね、
な雰囲気になってきた。齢3歳にして、無の境地か?

さらに、ゆっくりと目を閉じて、こんどは寝たふりまでする始末。
猫のくせに寝たふりとかすんなよ。
注射とか、そういうの嫌なんだね。去年打ったのとか覚えてるのだろうか。

ま、ともかく、そんな静かな抵抗も実らず、無の境地も通用せず、
この後、あっさりとお尻にブスッと注射されてしまった痛そうなネスタ。
いやいや獣医さんは鮮やかですな。
来年の予防接種も楽しみだあね。






















↑の状態から・・・(携帯のカメラが上手く使えずピンぼけ)


ゆっくりと目を閉じて寝たふりモードに移行の図↓
獣医さんに笑われた。




0コメント

  • 1000 / 1000