10月になって、肌寒い日も多くなってきた。すっっかり秋だ。
今朝も結構寒いなあ、と思ったけど朝顔はばっちり咲いていた。
とりあえず今日まで、規則正しく礼儀正しく毎日咲いている。
朝顔って、こんな時期まで咲くんだなあ。小学生くらいの時に育てて観察してたときから、
夏休みが終わったら、計ったように枯れるもんだと思ってた。
(ちゃんと世話してても、夏が終わると結局死んでしまうカブトムシやノコクワみたいに。)
けどよく考えたら、それは、新学期が始まった途端に全く世話をしなくなっちゃうから、
当たり前のように水不足で枯れてただけなのかも。いや、『かも』じゃないな。
きっと僕が知らないだけで、新学期が始まってからもしばらくは、乾燥して元気がなくなりつつも
、朝顔はひっそりと咲いていたんじゃないだろうか。
そんで『み、みず・・・』と、喉がカラカラに乾いて意識が朦朧とするなか、
ランドセルを背負って間抜け面で登校していく僕の姿を、ジッと見ながら枯れていったのかも。
ごめんな昔の朝顔。とりあえず、現在の朝顔にはちゃんと毎日水をあげてるよ。
カブトムシばっかりチヤホヤするのはもう卒業するよ。
ちなみに朝顔って、俳句だと夏じゃなくて、秋の季語だそうだ。
よしここは、ひとつ何か詠むか。
・・・がーっ、当然のようにまるで思いつかない。
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