夏の日記


















もちろん夏休みの宿題をためてしまうタイプだった僕は、
子供の頃の今ぐらいの時期は大抵半泣きだった。
ドリルやら、漢字の書き取りやら、自由研究やら、
どこから初めて良いのかも分からないほどの量の宿題を前に、
ただただ途方に暮れて、悲しいというか怖いというか。
「毎年、毎年・・・ほんとにもうっ」と親に怒られながら、夜通しやったものです。

特に厄介なのが、毎日の絵日記。8月の下旬にまとめて書くには、僕に記憶力は普通の人以下過ぎ。
天気とかも書かなきゃいけないし、色も塗らなきゃいけないし。
心配屋の僕は、日記をまとめて描いたことを、先生に発覚するのを異常に恐れており、
つじつまとかあってないとヤバいんじゃないか、とか、時事ネタも入れるべき?とか、
天気を適当にかいてばれたらどうしようとか、ともかく考え過ぎて、もっと泣き出す始末。

結果、3分の2くらいは、「今日はこんな夢を見た」と
夢日記のようにして、あることないこと描き、
宿題は、最後にまとめてやってるくせに、
「この日は宿題を朝から晩まで頑張りました」という日が所々あったり、
天気も、「星がきれい」とか「蒸し暑い」とか「風がさわやか」とか、
とにかく事実関係をうやむやにすることに全力を注いでなんとか体裁を整えたり、
なんかとにかく大変だった。

今考えると、どうでもいいことって気がするけど、子供の頃は
とにかく細かいことが心配だったなあ。だから子供なのか。

ブログも、1ヶ月以上更新してないと、ためた夏休みの宿題のようで、やはり途方に暮れます。
お知らせしなくちゃいけないことも忘れて、ただ夏の暑さに負けてただけの自分を
悔い改め、とりあえずまとめて更新します。




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