猫をねぎらう。

先日、ベランダで何やら音がするので見てみると、物干竿にカラスがとまってた。でかい。近い。
『お、おめーウチの金魚たちが目当てだな!?』と追い払おうと窓をあけた途端、
物干竿にかけてあったハンガーをくわえて飛び去った。その早業に唖然。

そういえば最近のカラスはハンガーで巣を作ると、テレビかなんかでやっていたのを思い出した。くそー。
それからはハンガーをベランダに出しっぱにしないようにしていたんだけど、
ついにはシャツなんかを干してあるハンガーまで強行に持ち去ろうとしてるカラスが現れた。
なんてやつだ。ウチは狙われている。

とにかくカラスが来るたびにベランダに出て追い払ってはいるけれど、彼らは人間をなめている
(というか僕がなめられている)のだろう、追い払っても追い払っても、しばらくすると隙を見ては、
ハンガーを強奪しにウチのベランダにばっさばっさと飛来する。勤勉なやつらだ。きりがない。
もうめんどくさいので、ハンガーで洗濯物干すこと自体やめよーかなあと思っていたら、またベランダで物音が。
見ると黒い陰。奴だ。ハンガーを狙ってる。とりあえず追い払わなきゃと窓をあけると僕より先にウチのネスタ(猫♂)がはじめて聞くような鳴き声でカラスに向かって一鳴きした。
『ぎにゃー・・・』
すると!意外にも慌てた様子でカラスが飛び去って行ったのだ。僕が追い払った時よりも明らかに焦った様子。
人間よりも猫が怖いのかな。なんだよ。

それにしてもはじめて役にたった我が家の猫。『お前、なかなかやるじゃん。』とねぎらっておいた。
さらに驚いたのは、その後カラスは一回もやってこないことだ。単に巣作りが終わったからなのか、
猫に恐れおののいたからなのか。果たして。



←カラスの鳴き声を聞くと前以上に興奮するカレがいる限り、
 我が家のベランダでの治安は守られたも同然だ!?
(窓際で真顔ショット。ちょっと怖い、が頼もしくも見える)


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