週末、餃子を作る。
こねて、包んで、焼く。
ビール+餃子、で大抵間違いないです。
基本は、醤油、お酢、ラー油だけど、
醤油と、柚胡椒をちょこっとつけるのも凄くうまい。
ああ、うまい。
ビール、進む。
大人、万歳。
そういえば、中国餃子問題って、結局どうなったんだろうか。
最近めっきり聞きませんな。
時が解決してくれる、って話でもないと思うけどね。
振られた痛手じゃないんだしさ。
もちろん、どこに原因があったのか、はっきりとは分かってないけど、
普通に考えれば、調査に積極的でないほうに原因があるんじゃないか?
と思ってしまうのは仕方ない。
『知らねーったら、知らねー。』のち、『そろそろ忘れた?』作戦で
ほとぼりがさめたころ、しれっとスーパーに並ぶのかな。
もしかしたら、もうひっそりと並びはじめてるかもしれない。
最近の聖火リレーニュース!なんかを見てても思うけど、
『数』とか『経済』をバックにゴリ押ししたほうが最終的には一方的に
自分の目的を果たす事が出来る世の中になってきてますな。
聖火リレーの件は、特に圧倒的な『数』。
聖火が各国回ってるのをみてると、やっぱ中国の人ってどこの国にもたくさんいるなあと
あらためて思う。たくさん、て凄いですねえ(ちょっと怖い?)
リレー風景がテレビに映っても、映ってるのは中国の人と旗ばかりで、
すぐにはどこの国かわかんないこともしばしば。
チベットの人はどんなにがんばっても、そもそも絶対数が少ないから『大多数』に埋もれて
なかなか映らない。結局圧倒されちゃう。
これが、民主主義だ、とか言う人がいるらしいけど、
国によって人口が違うんだから、たくさん人が集まったからって
多数決は成立しないんじゃないでしょうか?
結局のところ『人の物?知らないよ。俺これ欲しいんだもん、俺のものでしょ』とか、
『ああ、そうなの?でも、こうするって決めたから知ーらない』とか。
なんというか、ちょっと古いけど小島よしお発『そんなの関係ねえ』精神が勝つのかな。
最終的には、『ああん?気に入らないこと言うと、怖い目あわすぞ』って技を使えば、大抵無敵。
ヤンキー漫画のヒトコマならともかく、国単位でこんなこと言われちゃ怖いよね。そりゃ。
まあ、自分たちの利益を最優先、って精神じゃないと損ばかりする時代であることも確か。
でも、そんなのいやだなあ。いやだいやだ。本当に残念。
中国の人しか沿道に並ばず、旗も中国旗しか振らない聖火リレーなら、いっそのこと
よその国でやらず、中国国内でやればいいんじゃないかなあと、餃子を焼きながら思う。
僕ら日本人が、想像も付かないくらい大きい国なんだろうし、
走るところはたくさんあるでしょうに。
わざわざ、火種抱えてよそ走るから、都合が悪い事が露呈しちゃってるイメージ倍増。
案の定、各国で引火。
世界を回る気分を演出したいなら、中国の広い国土とあまりある人手を使って、
各国の町並みっぽいセットを作ってリレーするのもいいんじゃないっすかね。
『っぽい』の作るの得意なんだし(ナントカ遊園地とか・・・)
どうせ観客は中国の人ばっかりなんだから何の問題もない。無問題(モウマンタイ)。
オリンピックは、一応、平和の祭典ってことになってることは中国の人も知ってるんだろうから、
よその国で、自国の旗振って自国の応援するばっかりでなく、
それこそ美味しい餃子の作り方を教えます大会でも開いて気持ちだけでも平和になればいいのに。
やっぱ、餃子は美味しいし、麻婆豆腐も回鍋肉も美味しい。というか、
中国料理は何食べてもたいてい美味しい気がする。えっらい辛いのは苦手だけど。
国が大きい、数が多い!ってところで勝負するより、
国土のように広い心(国土に比例して高いプライドとかでなく)
と中国料理みたいな良質な『文化』をアピールのほうがいいような。
餃子を焼いて、茹でて、振る舞う。平和の祭典風。
旗振って怒鳴り合うより、美味しいもの食べながら話し合うほうがよっぽどいい。
満腹感は人を温和で寛容で幸福にするしね。
安全な餃子が好みなので、もちろん材料は日本産で御願いしたいです。
ま、でも、やっぱ餃子は自分で作るのが正しいでしょ。
作れば簡単なんだし。
餡の量も味付けもひだひだの数も思いのままですぞ。
なんか中国の人が見たら(見ないか)ちょっと腹が立つようなことを書いたけど、
隣の席の子が、なんか違うだろ?ってことをしてたら『それ違くない?どうなのよ』
と言ってもいいのが、自由ってことだと思うので。そうじゃないと話し合いすら始まらない。
違いますかね?どうですか。
話変わるけど、
餃子、餃子、書いてたら『少年アシベ』に出てくる、全部入り餃子、を思い出した。
アシベの父ちゃんが、餃子を作ってる母ちゃんに、
『ちまちま作ってんじゃねー、腹入っちまえば一緒だろー』
(多分もの凄くお腹が減ってたのだと思う)とか言っちゃう。
すると、母ちゃんがキレて、『お腹に入っちゃえば一緒でしょ』と、父ちゃんの分だけ、
餃子もビールもご飯も一つにまとめた全部入り特大餃子を、ドン!と出して反撃する話。
アシベ懐かしいなあ。漫画もテレビも面白かった。
妹もアシベ好きで、家にはスイッチを入れるとじたばた動くゴマちゃんのぬいぐるみがあった。
たまに予期せぬタイミングで『ウイーン』というモーター音とともにジタバタするから、
結構びっくりするやつだった。
妹が子供ならではの汚い手で、アシベみたいに抱えて歩くから、
ものすっごく黄ばんでたなあ、ゴマちゃん。
そういえば、小島よしおが『チントンシャンテントン』って言うけど、
アニメのアシベの歌でも『チントンシャンテントン♪』って歌があって、
今でも時々鼻歌で口ずさんじゃったりする。
うう、また観たい。DVD借りてこよう。
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