6月。

最近のカラスの中には、ウニの味を覚えてしまったやつがいるらしく、
密漁てきなアレで、持ってって食べちゃうそう。僕はウニが食べれない子供舌なので
オトナなカラスがすこしうらやましい。


6月5日に発売された沢村鐵さんの本、
『運命の女に気をつけろ~劇団・北多摩モリブデッツ、怒涛の36日間』(ジャイブ 刊)の
装画を描かせて頂きました。
劇団を舞台に巻き起こる、青春ラヴ・ コメディです。
テンポよくお話が進んで、お芝居のように「次はどうなる?どうなる?」感が強めなので、
僕が読ませて頂いたときは、気づいたら最後まで一気に読んじゃいました。
一気に読むのに夢中で、息継ぎなしだったかもしれないくらいです。

本好きの人にも、たまにしか読まない人にも相当おすすめです。ぜひ本屋さんで!!

















(3人の方が書かれてる「オビ」もさりげなく豪華ですごいっす。とくに
映画監督の本広克行さんは、『踊る大捜査線』好きにはたまらないっす。)



それと、もう一冊。
こちらは、先月発売になりますが(遅くなってしまってごめんなさい)
青い鳥文庫スペシャル短編集『初恋アニヴァーサリー 』(講談社刊)の、
挿絵を描かせて頂きました。
6人の人気作家さんが書かれてる短編集で、僕が描かせて頂いたのは、
加納朋子さんの「向こう岸の少女」というお話の挿絵とカバーイラストを少しです。
初恋+ちょっとミステリーなお話で、淡く、でも印象的にどきどきします。
「ああ、子供のときこういう本読んでおきたかったなあ」と、読んだ後真剣に思いました。
昔はほっとんど本を読まなかったなあ。ほぼ漫画。

一応、小学生の子たち向けみたいですが、オトナが読んでも爽やかです。
みんな昔は子供だったんだ、と思い出せます。
ほかの5人の作家さんのお話もそれぞれ「初恋、いい!!」という感じですし
読み応え抜群です。
こちらもぜひ本屋さんで。



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